重度の仮性包茎とは?症状と診断基準を詳しく解説

2024年10月25日

重度の仮性包茎とは?症状と診断基準を詳しく解説

包茎には仮性包茎や真性包茎などの種類がありますが、ここでは仮性包茎に関してのお役立ち情報をご紹介します。一般的に仮性包茎は勃起状態になると亀頭が露出するなどから、そのままにしておいても問題はないとされますが、皮が被っている状態は不衛生になりやすいことや性行為のときに皮が被っているとパートナーに笑われてしまうのではないか、このような不安から手術を希望される男性も少なくありません。ただ、仮性包茎も重度の症状になると外科手術をした方が良いケースもあるなど、重度の症状がどのようなものであるのか、ご紹介しますので参考にされると良いでしょう。

重度の仮性包茎の特徴

重度の仮性包茎は、包皮が陰茎の先端を完全に覆っている症状です。正常時(勃起時以外)は包皮が剥がれないのでさまざまな問題を引き起こしやすいです。具体的には包皮の剥離困難・痛みや不快感・炎症や感染・性行為の障害・心理的影響、5つが挙げられます。

重度の仮性包茎の場合、勃起時や通常時に包皮が自発的に剥がれないことが多いため陰茎の先端が露出しない状態です。この症状は衛生状態が悪化しやすいので感染症のリスクが高くなりがちです(包皮の剥離困難)。包皮が狭くて陰茎が圧迫されると痛みを伴ったり不快感になることもある、中でも勃起時は包皮が引っ張られることで強い痛みを伴うことも少なくありません(痛みや不快感)。

包皮の内側に汚れなどが蓄積しやすいので包皮炎や亀頭炎を引き起こすこと可能性を持ちます。炎症は、赤みや腫れ、痒みを伴うことが多いといわれています(炎症や感染)。重度の仮性包茎の場合、性行為時に障害をもたらしやすいです。包皮が剥けないことから挿入が困難になってしまったり、痛みを伴うこともあります(性行為の障害)。自己意識および自信に影響を与えてしまう、パートナーとのコミュニケーションに支障をきたすことも少なくありません(心理的影響)。

重度の仮性包茎は医療的な介入が必要

重度の仮性包茎は医療的な介入が必要

重度の症状では医療的な介入が必要になることもあります。具体的には包皮の剥離を促す治療、包茎手術などが挙げられます。ちなみに、仮性包茎で悩みを持つ人はどのような病院を選択すべきか迷う人も多いかと思われますが、一般的には泌尿器科や美容形成外科などで手術が可能です。インターネットで仮性包茎治療といったキーワードを用いて検索することで、治療を行っているクリニックを見つけることができます。

自分は仮性包茎の症状ではあるけれども、重度なのかそれとも軽度なのか良く分からない人も多いかと思われますが、基本的に重度の仮性包茎の診断は医療機関など専門的な評価に基づくものです。ここではどのような基準になるのかご紹介します

最初に、医師による視覚的な包皮の状態を確認して亀頭がどの程度露出しているかを評価します(視診)。次に、患者さんの症状や過去の病歴・家族歴など病歴の確認を行い仮性包茎がどのくらい影響を与えているのか判断を下します。さらに、包皮の弾力性および亀頭の状態の確認を行うための身体検査を実施、最後に尿検査を行い尿道の問題の有無をチェックする、このような流れで判断が下されるのが一般的な方法です。

重度の仮性包茎の治療法

重度の仮性包茎の治療法は、包茎の症状の重さおよび患者の希望に応じて変わるといわれています。ここでは主な治療法についてご紹介します。治療法は、保存療法と外科手術(包皮切除術および包皮形成術)の3つに分類されます。保存療法は、主に軽度の仮性包茎の場合には包皮を徐々に引き下げるトレーニングを行ったり、ステロイド軟膏の使用が推奨されることもあります。そのため重度の症状と判断された場合は、保存療法はあまり使用されない傾向があるようです。ただ、ステロイド軟膏の使用により症状を軽減できる、このような診断が下される場合は別です。

一方、保存療法が効果を示さないケースや重度の症状があるケースでは外科手術が必要になることがあり、その外科手術法として包皮の切除術と形成術の2つの選択肢が挙げられます。包皮切除術は、包皮を部分的もしくは完全に切除する手術法で、これを行うことで亀頭は常に露出するようになります。一方、包皮形成術は包皮の形状を改善する手法になり、主に亀頭を露出させることを目的にした外科手術です。

ちなみに、真性包茎の手術は保険適用になることもありますが、仮性包茎の場合は重度の症状でも保険が使えないケースもあるようです。

まとめ

仮性包茎の重度の症状は、そのままにしておくと亀頭などに炎症が生じてしまったり、包皮が常に亀頭を覆っているので不衛生になりがちになるなど、手術が必要になることもあります。症状が重度であるのかそれとも軽度になるのか、自己判断が難しいと思われますが、この場合は泌尿器科や美容形成外科など専門家からの意見を参考されると良いでしょう。手術を受けるとなるとどのくらいの費用がかかるのか、それと入院は必要になるのかいろいろな疑問が出て来るかと思われますが、インターネットを活用することで疑問点を解決することが可能です。

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Posted by admin_bodek